⇒色彩用語

ヤング&ヘルムホルツ説 Young-Helmholtz theory

投稿日:

ヤング&ヘルムホルツ説

ヤング&ヘルムホルツ説とはイギリスの物理学者ヤング(Thomas Young 1773~1829)が、1802年に発売した三原色説を、ドイツの生理学者ヘルムホルツ(Herman von Helmholtz 1821~1894)が発展させた色覚学説の一つをいいます。

色覚に赤、緑、青(あるいは紫)の3要素があり、これらが同じ割合で刺激されると白色を感じる。色別は3要素の刺激の比率に応じて生じる、というものです。
その後、網膜の色覚受容器である錐状体に、赤、緑、青 (RGB) に最もよく反応する3種が区別されました。これらの要素の1つないし2つを欠くと色盲となり、感度の鈍いものは色弱となります。大部分の色盲表やカラーフィルム、カラーテレビはこの説を応用しています。

⇒色の混合(いろのこんごう)color mixtureも参考にしてください。

スポンサーリンク

スポンサーリンク

-⇒色彩用語
-

Copyright© 色彩検定 独学 , 2024 All Rights Reserved.